薬屋のひとりごとでチョコレートは媚薬だった?作らせた目的は芙容妃と武官のため?

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『薬屋のひとりごと』で、壬氏から「媚薬を作ってくれないか?」という依頼を受けた猫猫。

そんな猫猫が作った媚薬はなんとチョコレートでした。

今回は、『薬屋のひとりごと』の中で、

  • 猫猫が作ったチョコレートは媚薬だったのか?
  • 壬氏が猫猫に媚薬を作らせた目的は芙容妃と武官のためなのか?

について解説していきます!

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『薬屋のひとりごと』でチョコレートは猫猫が作った媚薬だった?

壬氏に媚薬は作れるかと尋ね、時間と材料と道具があればと答える猫猫。

媚薬を作るための薬剤室には大量の薬の材料があったようですが、なぜ猫猫はその中から媚薬としてチョコレートを作ることにしたのでしょうか?

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『薬屋のひとりごと』で猫猫が作ったチョコレートはなぜ媚薬と言われるの?

チョコレートは、現代では日常的にお菓子、嗜好品として食べられていますよね。

チョコレートを食べても、媚薬のような効果は感じられません。

しかし、驚くことにチョコレートの歴史は媚薬から始まったようです。

  • 15~16世紀、チョコラトルというカカオ豆を使った飲み物として飲まれていた
  • 王族や兵士などが滋養強壮に効くとして飲んでいた
  • チョコレートには、相手に好意を持った時に分泌されるフェニルエチルアミンという物質が含まれる

ということが最新の研究でわかっているそうです。

『薬屋のひとりごと』で媚薬のチョコレートの効果は?

相手に好意を持った時に分泌されるとお話したフェニルエチルアミンについて、チョコレートの中に含まれるものだけでは、濃度が低いため実際にはほとんど作用を及ぼさないとのこと。

だからチョコレートを食べ慣れている私たち現代人は平気なのですね。

しかし、昔の人はチョコレートを食べ慣れていない上に、糖分により血糖値が急上昇したり心拍数が上がったりなど様々な相乗効果により、媚薬と言われていたのではないかと考えられます。

また、猫猫が作ったチョコレートに入っている材料はどれも栄養価が高く、同時に強壮剤としても使われるものばかり。

これらの材料の効果も相まっているかもしれませんね。

『薬屋のひとりごと』で猫猫はどのようにして媚薬のチョコレートを作った?

猫猫はカカオの粉末を使ってチョコレートを作りました。

牛乳、バター、砂糖、はちみつ、蒸留酒漬にした果実、香り付けのための香草油。

猫猫は一度チョコレートを食べたことがあり、油脂で固めたものだと覚えていたよう。

薬や毒物のにおいだけでなく、食材の味や作り方まで覚えている猫猫の記憶力はすごいですよね。

しかし、冷蔵庫などもちろんない時代で、氷も手に入らない暑い時期の中でどのようにチョコレートを固めたのでしょうか

なんと、猫猫は素焼きの水瓶に半分水を張って、水の蒸発で外気より涼しくして、いわば冷蔵庫のような状態を作り出し、チョコレートが固まる温度に調節したのでした。

科学の力を使って冷蔵庫のような状態を作り出す猫猫、相当頭が良かったんだなあと思います。

『薬屋のひとりごと』で媚薬のチョコレートを実際に食べた人はどうなった?

猫猫が席を外している間に、事は起こりました。

猫猫が余ったチョコレートをつけたパンを玉葉妃の侍女たちが食べてしまったのです。

幸せそうな顔で頬は紅潮し、抱き合うように眠る侍女たち。

壬氏も呆れ顔で、猫猫にお前の腕が想像以上のものだということがわかったと言います。

猫猫の作った媚薬のチョコレートは、効果てきめんだったようですね。

『薬屋のひとりごと』で壬氏が猫猫に媚薬のチョコレートを作らせた目的は?

『薬屋のひとりごと』で壬氏が猫猫に媚薬を作ってくれないかと依頼した本当の目的は何だったのでしょうか。

『薬屋のひとりごと』で、壬氏は芙容妃と武官のために媚薬を作らせた?

壬氏が猫猫に媚薬を作らせたのは、芙容妃のためでした。

芙容妃が以前から思いを寄せている武官との仲を、壬氏が取り持つための行動だったのです。

コミカライズのサンデー版で猫猫がそれを推測しているところが描かれています。

壬氏は芙容妃からの媚薬を添えた恋文を武官に渡す手助けをし、武官が功績をあげたときに褒美として芙容妃をもらうように皇帝に頼むのを後押ししたようです。

現代で考えると、バレンタインの告白に似ていますね。

猫猫が作った媚薬のチョコレートと壬氏の手助けがきっかけとなって、堅物の武官が勇気を出して一歩を踏み出せたのです♪

『薬屋のひとりごと』で壬氏も媚薬のチョコレートを食べていた?その後壬氏はどうなった?

壬氏は武官と芙容妃のために媚薬を作らせたことがわかりましたが、実は壬氏もチョコレートを口にしていたんです。

どうして口にしたのか、その詳細は描かれていないので推測になりますが、媚薬の効果を自分も体感して、猫猫に色目を使えないか試したかったのかもしれませんし、ただ単純に味見したかっただけなのかもしれません。

そして、部屋から去る際に猫猫のうなじにキス(小説編にて。漫画では指でうなじに触れる仕草)をするのです。

どうやら壬氏にも媚薬の効果があったようですね。

ただ、猫猫は恋愛に興味がないので、壬氏のこの行動は響かず、「これ以上被害者が出ないといいけど」と冷静なのでした(笑)

まとめ

今回は、

  • 『薬屋のひとりごと』に出てくるチョコレートは猫猫が作った媚薬だったのか?
  • 壬氏が猫猫に媚薬のチョコレートを作らせた目的は何か?

について解説しました!

アニメ放送開始でますます盛り上がりそうな『薬屋のひとりごと』。

猫猫の事件を解決していく様子はもちろんですが、それぞれの人物の恋愛模様にも注目ですね。

今後の『薬屋のひとりごと』の展開が楽しみです!